我々は「ストレス」と聞くと、悪いものと考えがちです。
確かに緊張や不安は気分の良いものではありません。
しかし、あることに熱中して、緊張し・興奮してあることをやっているとしたら、
昇進や結婚による緊張や興奮を感じているとしたら、それもまた「ストレス」を受けていることになる訳です。
仕事上のノルマが、やる気を起こすこともあれば、逆にプレッシャーとなり不安や抑うつ感を招き、
胃潰瘍などの症状をもたらすこともあります。
「ストレス」は、それを受け止める側(自分)のとらえ方によって、快適に感じる場合もあれば、
不快に感じる場合もあるということです。
我々は様々な「ストレス」を受け、「ストレス」と共に生きています。
「ストレス」には、『快適なストレス』と『不快なストレス』がありますが、
『適度なストレス』は我々の行動を活性化させ能力を高め、今を生きているという充実した実感がもてます。
※「ストレス」と共に生きるためには、『ストレスと、どう付き合うか?』が、ポイントとなってきます。
「ストレスと上手に付き合う ヒント」
◆ストレスの原因を取り除く
「ストレス」に気づくこと。
何が「ストレス」の元になっているかを、はっきりさせる。
もし取り除けるものなら取り除き、変えられる環境であれば変えることも必要といえます。
◆受け止め方を変える(「ストレス」に良いも悪いもない)
「完璧を目指さない」・「過去にこだわらない(前向きに進む)」・「人と比較しない」
「適度な休息」・「自分の時間を持つ(趣味など)」
◆ストレスを解消する、スキルを身につける
◇「睡眠」 疲労回復には睡眠は不可欠。
少なくとも、7時間以上の睡眠が必要とされています。
◇「入浴」 半身浴で、40度弱の湯に、ゆっくり浸かりましょう。(みぞおち、20分以上!)
シャワーだけですましていませんか?
◇「スポーツ」
空いた時間を利用し、、1日1回汗を流すことを生活の一部にしたいものです。
運動に限らず、散歩・ガーデニングなどで結構です。
◇「音楽」
最近は、リラクゼーションのためのCDなども出ています。
(呼吸や脳波に作用し、リラックスさせるものです)
カラオケもストレスの発散になるでしょう。
◇「食事」
偏食・不規則な食事・欠食はありませんか?(過食・小食は要注意)
できるだけ、食事は楽しむ雰囲気でとりたいものです。
◇「友人と会う」 話を聞いてもらうことや、意見をもらうことにより、新たな方向が見えてくるかもしれません。
共通の趣味を通して、コミュニケーションをとることも、ストレスの発散になります。
◇「アルコール」 適度なアルコールは、ストレスの発散になります。
◇「呼吸法」(まずは、息を吐くこと できるだけ、ゆっくり・大きく・細く長い呼吸)
@まず、鼻から息を吐く。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(手でお腹を押して、凹こましても良い)
A腹式呼吸で、鼻からゆっくり息を吸う(八分目)・・・(吸った時、お腹がでる)
B2・3秒間息を止める。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(舌先を歯の裏側につけるのも効果的)
C腹式呼吸で鼻からゆっくり息を吐く。・・・・・・・・・・・(お腹が凹む)
※腹式呼吸が難しい方は、最初は普通の感じで結構です。
※ポイント・・・鼻から吸って・鼻から吐く。
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